お庭の作業【基本作業編】の趣旨
目次
お庭の作業について
まずは「自分でできるお庭のお手入れ」の趣旨ですが、
誰でも気軽にご自分のお庭をお手入れしていただきたいと考えています。
植木職人である私が言うのも何ですが、以外と簡単に作業が出来るという事です。
特別技術を伴うものやプロ並みの完成度を求めるのであればプロの職人にお願いする方が良いかも知れません。
しかし業者にお願いすることになっても次のような経験がないでしょうか?
- なかなか作業に来てくれない
- 思ってた仕上がりイメージと違う
- 値段が高かった
こちら側と職人と間の認識の差が出てくることがあります。
ではご自分で庭を管理してみるのはいかがでしょうか?
自分で作業をするメリットとデメリットを考えてみましょう。
自分で手入れはメリット?デメリット?
メリット
- 費用の節約にもなります
- 自分好みの仕上がりになります
- 自分で手を入れることにより一層愛着がわきます
- 手に技術が身に付きます
デメリット
- 正しい知識が無いままに作業すると木が枯れる
- 時間が取られる
- 道具や脚立の使用の際にケガのリスクがある
- 最初だけ最低限の道具代が掛る(持っている場合はok)
庭に対する意識調査
ある調査をご紹介します。
「みなさんの理想の庭とはどのような庭でしょうか?」に対して
上位から
- 『大きな駐車場があればいい』
- 『ガーデニングができる場所が欲しい』
- 『物置を置きたい』
- 『家庭菜園がしたい』
という回答がありました。
このデータから何がわかるでしょうか?
確かに最近の傾向としては、庭よりも駐車スペースを増やす方が優先的になっています。
人口一人当たりの車保有率は?
群馬県 0.70台
茨城県 0.69台
栃木県 0.68台
山梨県 0.68台
富山県 0.67台
長野県 0.67台
福井県 0.66台
福島県 0.65台
岐阜県 0.65台
三重県 0.64台
これは人口比率ですので運転免許証を持っている世代に限れば、ほぼ1人当り1台を所有しているという計算になります。(都心部は交通事情のゆえに車保有率が低いです)
つまり、一人一台車を持っているということは一家に1-2台は必要な時代となってきているということでしょう。
では戸建ての敷地で考えるならば、一台しか駐車できない設計よりも、二台ぐらいは駐車できるスペースを作る必要があります。犠牲になるのはなんでしょうか?
お庭のスペースが犠牲になります。
近年の新築のお宅は気持ち程度の庭と1-2台駐車できる家が多くなっています。お庭よりも別の用途のスペースを造る傾向にあります。
となると狭い庭だとしても職人を呼ぶまでもなく自分で仕上げたほうが効率的も家計的にも良いのではないでしょうか?
話が逸れてきましたが、このサイトを通して何が言いたいかといいますと
皆さん個人で剪定や伐採や芝刈りなどのお庭の手入れをして頂く助けになりたいと思いサイトを立ち上げました。(すでの技術をお持ちの方には関係ないかもしれません)
あくまでもプロの職人向けではなくご家庭向きの説明サイトとなりますのでご了承ください。